【コメント】一言が切っ掛けで永遠に

CINEMAS

一言が切っ掛けで永遠に

家族を亡くし、その原因が自身がもたらしたと思い生きてる賢吾。仕事にやり甲斐が見出せず、日々不満を抱えてる透。賢吾の一言でカフェで話すようになった二人。話し方は直接的な会話ばかりでなく、今までの二人の会話や出来事を含む言い回しがとても素敵でした。それに互いを少なからず出来る人と認めあい刺激されてるのも素敵でした。透の方が先に惹かれてたのに、繋がりを持ってからは賢吾が離れられない状態に。最初の夜中に仕事をしている状況に気づいた透はスゴイと思った。けど復帰の日の賢吾は抑えきれなかったですね。その事に気付けず自身に苛立つ透。透の中では賢吾と離れる事は出来ないし、賢吾を受け止めてるにはどうすればいすいか…『いっそのこと、一緒に死ぬか』の一言に賢吾の瞳に一瞬の歓喜。それを目敏く気づく透はスゴイですね😅この後の二人の会話は胸が締め付けられました😭二人が口にした事は何も意味はないし、効力もない。けど二人で話た事で互いの気持ちを確認出来た事が大切だと感じました。その後の二人はイイ雰囲気が漂ってましたね。弁護士先生の件では透が認めてもらった感じで気分良くなって、いつしか賢吾の過去恋愛から、透が賢吾の身の上を聞いた時に伝えた言葉で気持ちが傾いたなんて…盛り上がりますね😆 都さんの件はスゴく興味深かった。今のそつのないスマートな応対が都さんの指導の元に身についたとは、感服しました。賢吾が席を外した時の二人の会話、都さんからの依頼が二人の指輪だったこと。さすが賢吾を育てた人の言動は優美でした😆 賢吾にとって出会った頃からの特別な人。別れるコトのない人。と、嫉妬する透は可愛かった😆そんな透を見て、永遠に離れないと約束し、互いに指輪をはめた左手同士を繋ぎ確かめるなんて顔がダラシなくなりました😅 二人の営みで、賢吾が透が言いにくい事を言わそうとするトコもよかったです😆 最後は、偶然出会った二人が互いを必要とし、ささやかな日常を過ごすことに喜びを見出せた事がよかったです。素敵なお話でした。ありがとうございました😊

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南野 2021/9/22 15:28

丁寧な感想をありがとうございます。『CINEMAS』を楽しんでいただけたのが伝わってきました。賢吾の振る舞いを、そつのないスマートな対応と感じていただけて、とてもうれしいです。彼のような対応は、（短期間の場合は特に）相当意識して実行し続けなければ身につかないと思います。その時の賢吾は、“都さん＝鬼教師”でもついていくしかないほどつらかったのでしょうし、現実の生活に適応したかったのだと思います。

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