土佐屋治兵衛

プロット公開処刑8 続きです。 新作『オカ・エリ』のプロットを公開して作品内で描かれている自閉症スペクトラムについて、実際に障害を持つ皆さんを土佐屋が意図せずに愚弄や傷つけてはいないかを検証していただきたいと思います。 尚、これは宣伝では有りませんので最初からネタバレが有ります。 まだどこで掲載するかも決まっておりませんし、面白さを問うものではありません。本当です。 ではどうぞ。 二月十四日 心優《みゆ》は愛理《えり》のためにチョコを作って鞄に入れて学校に持っていったつもりだった。この日、光《ひかり》が愛理《えり》に気さくに話しかけ一方的な仲違(なかたが)いが解消する。そのとき光《ひかり》は心優《みゆ》の鞄のなかを執拗に気にかけていた。 ※後に光《ひかり》が心優《みゆ》のことを想う気持ちを伝える為の伏線。 放課後、いざ渡そうとしたときにチョコがないことに気づく。忘れてしまったことに気づいたときに、愛理《えり》からチョコを受け取り自分が忘れてしまったことにひどく落ち込んでしまう。愛理《えり》と二人で下校するとき校門そばで、クラスメイトの達哉たちがチョコをばか騒ぎしながら頬張るのを見ていっそう落ち込む。 家に帰ると、母からチョコを忘れて登校しそうだったから気を効かせて鞄の中に入れておいたと告げられて、チョコを盗まれたことに気づく。しかし、人を疑うことを知らない心優《みゆ》は、知らぬ間に盗まれてしまったことに更に落ち込むのだった。落ち込む心優《みゆ》を見て母がまた作ろうと言うと、心優《みゆ》は喜んで愛理《えり》のためにチョコを作り出す。 夜中、母に連れられて愛理《えり》の家に行き、なんとか無事にチョコを渡すことが出来た。 そのとき、愛理《えり》の母親が心優《みゆ》がチョコを作って持ってきてくれるのを心待にしていたことを告げる。 心優《みゆ》は愛理《えり》が必ず作ってきてくれると信じて待っていてくれていたことに感激する。
3件

この投稿に対するコメントはありません