土佐屋治兵衛

プロット公開処刑19 続きです。 新作『オカ・エリ』のプロットを公開して作品内で描かれている自閉症スペクトラムについて、実際に障害を持つ皆さんを土佐屋が意図せずに愚弄や傷つけてはいないかを検証していただきたいと思います。 尚、これは宣伝では有りませんので最初からネタバレが有ります。 まだどこで掲載するかも決まっておりませんし、面白さを問うものではありません。本当です。 ではどうぞ。 クリスマスイブ当日 その日の黄昏時、龍太《りゅうた》が愛理《えり》に住所を教えてもらい心優《みゆ》の家にやって来る。緊張しながら心優《みゆ》は龍太《りゅうた》と会い告白を受ける。心優《みゆ》は葛藤しながらも愛理《えり》に教えてもらった言葉を言う。 「ごめん、急に言われてもうまく言えないの。だから私の気持ちがちゃんと言葉に出来るまで待っていてほしい」 龍太《りゅうた》は心優《みゆ》の返事に快く「いつまでも待つよ。焦らないでいいよ」と、言って「それまでは俺の親友でいてほしい」と右手を差し出すのだった。心優《みゆ》は龍太《りゅうた》と固い握手を交わすのだった。 ※心優《みゆ》の愛理《えり》に対する恋心のジレンマとして。 その夜、心優《みゆ》は寝床の中で声を圧し殺して泣き濡れる。
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