土佐屋治兵衛

プロット公開処刑29 続きです。 新作『オカ・エリ』のプロットを公開して作品内で描かれている自閉症スペクトラムについて、実際に障害を持つ皆さんを土佐屋が意図せずに愚弄や傷つけてはいないかを検証していただきたいと思います。 尚、これは宣伝では有りませんので最初からネタバレが有ります。 まだどこで掲載するかも決まっておりませんし、面白さを問うものではありません。本当です。 只今一時間くらいで投稿しております。私のコメントが埋もれるとかご迷惑でしたらお知らせください。投稿をする頻度を落としたいと思います。 ではどうぞ。 心優《みゆ》と光《ひかり》が帰ったあと、再び光《ひかり》が龍太《りゅうた》に呼ばれて家に戻ってくる。光《ひかり》は龍太《りゅうた》から愛理《えり》について信じられないことを聞かされる。 そこに愛理《えり》が現れて、光《ひかり》に正体を明かす。 愛理《えり》は15歳までに心優《みゆ》が幾つも選択する運命の分岐点から選ばれることがなかったが一度は向けられて放出された絶望という意識の中にある「生きたい」という揺らぎ(波動)達の集合体だった。 運命の分岐点で選ばれることがなかった意識の波動は高次元で存在する別世界で生きづらい思いの挙げ句に自ら命を絶ってしまったのだと言う。そして別世界の心優《みゆ》達は15才の誕生日の最後に別世界で命を絶つ心優《みゆ》が死に愛理《えり》は消えてしまう。 愛理《えり》は消え行く心優《みゆ》の中にある強く生きたいと思う意識の集合体として現実の心優《みゆ》に生きる希望を持ち続けて欲しいという願いからだった。(ひとつの恋愛感情として心優《みゆ》を愛する自己愛ともいえる想いから) 本文の何処かで書き込むエピソード 愛理《えり》は二人が心優《みゆ》の生きる希望として寄り添って欲しいと頼む。 しかし、龍太《りゅうた》と光《ひかり》は愛理《えり》の頼みは身勝手すぎると拒む。 「世界は心優《みゆ》を中心に回ってない」 「私にも私の世界があるし、龍太《りゅうた》にも龍太《りゅうた》の世界がある」 「心優《みゆ》のためだけに俺たちは存在してない」 「だけどね愛理《えり》一緒に笑い合えることはできるよ」 「だって親友なんだからな」 二人からいつまでも親友だと言われて愛理《えり》は納得する。
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