【コメント】是非是非沢山の方に読んでいただきたいです

たぶんもう愛せない

是非是非沢山の方に読んでいただきたいです

主人公奈緒に過分に思い入れを持ち、ずっとその目線で憤慨し、はらはらし、ドキドキさせて頂きつつ、更新を追いかけました。ただ最後に近づくにつれ、少し思い出した話もあって弥生も気の毒な背景があったのでは、と思いました。とあるバーのママに懸想した男性がなんとか口説き落として大人の関係になろうとしたとき、そのママに病気で子宮を全摘したので、避妊は必要ない、と言われたそうです。その男性はまったくやる気が無くなった、とのこと。結局は生物として種の保存の本能かな、ともっともらしいことを言っていましたが、、これを婚約破棄のあと別の男性で弥生が体験していたとしたら、、また「子供を産んでないからキレイだよね」なんて女優さんを見つつ言っている自分に逆説的に「子供を産んでない女性はきれいでなければならない」と言っていることにならないのか？とか「子供が小さいから手が回らないよね」と話しつつ、じゃあ「子供がいない人は完璧に手が回らなければならない」のか、日常的に弥生のような人を無意識に傷つけてないと言い切れないのでは？と考えさせられました。また、子供はもう要らないと言うこと=子供が産めること関係なく愛してくれるかも、と思ったかもしれない弥生に対し全く女性として見なかったであろう匠に罪はなかったのだろうか、とか産める産めない関係なく欲だけで自分を求めてくれた海に執着するのも致し方ないのでは？など沢山想像してしまい、弥生を責めきれない自分にも驚きました。それもこれも作者様の筆力あってのことです。素晴らしいお話でした。更新が早くて大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。

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長月　東花（くがつ　とうか） 2021/9/26 20:46

弥生も子供が産めないということで結婚したかった人と一緒になることができなった、それが恋人本人ではなくて恋人の母親が反対しての破局で、そのあとはお金と海に依存して行ったみたいな背景があるのかもしれない。ただその方法が病的だったり、匠も残された息子との付き合い方がわからなかったなど、ちょっとずつズレていて一つの事柄によってどんどんズレが大きくなってしまったのかもしれません。最後までお読みくださり、そしてコメントまで書いていただきありがとうございました。

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