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妖しいご縁がありまして弐
雲灯
2021/10/6 20:47
続編リアタイできて嬉しいです!
当方、第一巻書籍→当作品と読み進めた読者です。 第一巻目はご当地金沢の匂いを感じたり、八重子と二紫名の記憶探しだったりと、物語そのものプラス、二人の交流を楽しませていただきました。 それだけあって「二巻目はどういうふうになっていくのだろう?」とわくわくしながら読み始めましたが、同じ『記憶探し』でもさらに深い感慨を味わうことができました。これぞ続巻! こちらの作品では縁さまもいっぱい出てきていて嬉しかったです。 特に昴くんのくだりがぐっときました。 忘れてしまいたい過去とか後悔は誰しもあって、『つらい記憶に振り回されながらも前を向かって歩いていく』という素晴らしい主題の作品は多いと思うのですが、『実際に忘れてしまった後も苦しい思いをする』という、ちょっと視点を変えた、現代ファンタジーでしかできない、そして『なんで忘れてしまったのだろう?』という後悔を描写している作品は、なかなかお目にかかれないと思います。 それだけにつらさがダイレクトに伝わるというか、いやもうこれは描写力のなせる技なのか、とにかく縁さまとの記憶を封印してしまった昴が、『何もかもすっかり思い出した』というふうに着地せず、『自分自身で封印してしまった記憶は思い出せないけれど、それでも前を向いて頑張る』という結果がなんというか、もう、応援するしかないというか。 昴くんは今後困難が立ちはだかったとしても、きっと立ち向かっていくのだろうなという明るい未来が見えました。ほんとよかった。 あと『あいつ』が気になります。 二紫名と因縁がありそう! 二巻目の書籍が出る前からその後が気になってます(笑)
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汐月 詩
2021/10/12 8:39
雲さん、書籍からのお付き合い、本当にありがとうございます…!。゚(゚^ω^゚)゚。 続刊としてどのような話にするべきか、記憶の扱いをどうするか、迷いに迷ったところなので、これぞ続刊と言ってもらえて嬉しいです! 1巻ではすっきりまとめた分、今作は『あいつ』のことといい、謎が残る仕様になりました。 もちろん『あいつ』が誰でどういう相手なのか全部決まっているので、続きが書けるといいなと思います…!(こればっかりは天に祈るしかないですが💦) お忙しい中読んでいただき、本当に本当にありがとうございました!
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