大藤あいみ

泣きました
小さな生き物の世界で綴られる物語。 世界は小さいけれど、話の内容は多様性を受け入れる壮大なお話です。 その壮大で大きなテーマにも関わらず、最後まで一気に読めてしまうのは、作者の文才と手腕だと思います。 素直で優しくアリの子と、自由奔放で面倒見のいいキリギリス。そのほか出てくるキャラクターの会話の描写が本当に大好きです。 優しい終わり方に、最後は涙が出ました。
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