吉野衣織

「生き様」に合掌
冒頭の描写から畑犬ヨシの凛とした姿が美しく浮かび上がり、生き様に格好良さを覚えました。 そこでがっつり気持ちを掴まれ、読み進めるうちに感情を掘り下げられていき、現実に生きていく上での「誇り」のありようを考えるに至ります。 畑犬ヨシの忠と、家族がユウに果たした義。なんと「美事」と嘆息致しました。お祖父様の言葉は深く、刺さった読者は多いのではないでしょうか。それもヨシの姿という素地あったればこそで、すべてを受けた「清香」が奮い立つシーンには、胸が熱くなりました。待っていると力強く受け止めてくれる家族の姿にも、受け止めるならこうありたいものだという心強いぬくもりを感じました。 とても短い文章ですが、ぎゅっと詰まった「生き様」が教えてくれた多くのものに、感謝したくなった作品です。 ありがとうございました!
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こんばんは、夜分に失礼します。 お忙しいところ、素敵なレビューに 感謝であります。ホンマに とても嬉しいです(*´ω`*) ありがとうございました。 おやすみなさい。
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