桜井うどん

エピローグが効いてます
添い寝屋、というフレーズで、よしもとばななさんの白河夜船という作品を思い出しました。白河夜船はどこかアンニュイな雰囲気の漂う作品ですが、こちらの作品は真っ直ぐで、爽やかな読後感でした。 金木犀というのは、もうその単語だけで甘やかで切ない香りがしそうで、良いですよね。 エピローグの視点移動があることで、本編中のヒナの目線を意識するようになり、深みが出て良いと思いました。

この投稿に対するコメントはありません