冨井春義

「インビジブル(超・本格推理小説)」いかがでしたでしょうか? さて、つづきまして本日午後5時半ごろよりもう一作長編小説をスタートいたします。一日三話づつ公開します。 「蜈蚣切」以来ひさしぶりの歴史小説 「チルーの拳  琉球美少女拳士の闘いと恋の物語」です。 「蜈蚣切」の藤太さんと違って、今度の主人公は美少女ですよ!美少女。 どのくらいの美少女かというと、皆さんが知る限り最高の美少女を思い描いてください。その子を軽く凌ぐくらいの美少女です・・多分。 舞台は19世紀初頭の琉球王国つまり現代の沖縄です。そしてこの物語の主人公である美少女チルーは実在した人物です。藤太さん同様、現代日本ではあまり知られていませんが、海外の武道マニアにはかなり有名な歴史上のアイドル武術家なのです。 日本語のWikipediaが無いのに英語版はちゃんと存在しています。 平民の娘でありながら琉球の武士、王族などからの求婚が絶えなかったことからもその美少女ぶりが想像できますが、チルーが海外の武道マニアの歴史アイドルであるのは、当時の琉球ではほとんど無敵レベルの強さを持つ拳法の使い手だったからです。リアル春麗みたいなものです。 チルーは彼女に結婚を申し込む武士たちすべてと武術の試合をし、ことごとく打ち負かしています。そんな沖縄に伝わる昔話「嫁取りチルー」の物語をを基に数少ない文献・資料と想像力で膨らませて書き上げました。 最強の美少女拳士の闘いと恋の物語をお楽しみください。
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