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黒子の母
桜井清志
2021/11/30 14:23
これはすごい。
いやー、これはおもしろい! ページコメントで宇宙さんも書いておられましたが、この摩訶不思議な展開を、ごく自然に描くのは、村木さんが人の心を深く理解しているからだと思います(^^) ゴキブリという害虫。読者としてそれを受け入れられたのは、やはりそれまでのお母さんの言動があってこそ。 それでも、どこか憎めない一面を垣間見て。娘のことを思い続ける姿に心を揺さぶられ。 最後は蚊になって。 なにか大きなハッピーエンドかな?と、待っていたら。 ス〜ッと、音もなく。いや、本当に、蚊を見失ったような(笑)まだまだ続く、お母さんの変身を予感させるラスト。 まったく、全然懲りてない姿、もはや天晴れです( ・∇・) こういうラスト、いつか挑戦したい♪ 親の愛情も、行き過ぎると、子どもから見たら鬱陶しいんでしょうね。最初は思春期特有の、反抗期みたいなものかと思っていましたが。 陰ながら見守ることの大切さ、でしょうか。 口を挟んだり、手を差し伸べたりするよりは、そっと見ている方が、いいこともたくさんあって。 これは子育てに限らず、ですね。 そんなことを思いつつ…。 タイトルの意味、そしてジャンルの設定。そのあたりも、上手いなぁと感じました(^^)あえて変身の細かい背景や設定を掘り下げないのも、良かったです。不思議なこととして、納得できるだけの、強烈なお母さんの個性がありましたから。 いやー、本当におもしろかったです! おそらく、短期間で書かれたことと思いますが、これは傑作です。 素晴らしい作品をありがとうございました(^O^)/
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村木志乃介
2021/11/30 18:51
桜井さん、あんな突拍子もない話をそんなに褒めていただけるなんて、うれしすぎます。ありがとうございます(^-^) それにしても今回のお題「変身」は難しかったですね。というか毎回頭を捻るのですが今回もどうしたものかと悩んだ末、あのようなものができあがりました。 母と娘。変身というお題を絡めて当初はファンタジー要素のある感動と笑いありの物語を目指したのですが、どうもいい展開が浮かばず、締め切り間近になってコメディでいこうと決めました。それからバタバタと勢いで書きました。コメディなのに笑いのページスタンプが一個もないという快挙?を達成しております。どうも私の笑いの感覚は皆さんと比べてずれているようです
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