極彩色のファンタジー
拝読させていただきました。無駄な贅肉がひとつもないスピード感あふれる文章と展開。 このヒロインの力になるためにはどんな能力が生きるか?という地点から構想されたのかなと思われる主人公の能力ですが、その影響を受けた父母の顛末まで描かれていてファンタジーの中にもリアルでした。 特にヒロインと共に森を駆け抜けるシーンと、絵になった星の描写は圧巻で、全体的に美しい夜の中に紡がれた児童文学かファンタジーアニメといった印象。 読後に頭に残るのが文字列ではなく全て映像だったのは本当に素晴らしいことで、見習いたいです。風景も人物も星の絵も、絵柄がとにかく全て可愛い!と文章だけを読んで思うのはそうそう無いことで、読者を引き込む力に優れた作品だと感じました。
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小花衣ゆり 様 素敵なレビュー、ありがとうございます! 主人公の魔法はたしかにヒロインの力になるようにと考えました……見抜かれてしまいました……笑 お褒めに預かり大変光栄です☺️ 映像が残るように、というのは意識して書いているので、そう言っていただけると安心します! これからも精進いたします。 ありがとうございました! 夏木 蒼
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お返事ありがとうございます^ ^ 映像は意識して書かれたのですね!狙い通りに書けるのが凄いです(><) 主人公の魔法について捕捉してお伝えしたいのは、一般的には例えば体の一部分を他者と取り替えられる能力ですとか、融合できる能力にしてしまうと思うのですよ。それを「共感」にされたところに夏木さまの優しさを感じるのです。多様性や共感力って本当に大事ですよね、つまりは思いやりの能力といいますか。そういった着眼点が素敵で、ファンタジーなのだけれども、一方で普遍的なメッセージのある社会派作品にも見えました。
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