ともなり

良い子に奇跡は訪れる、それがたとえ悪い子であっても。
非常に情緒あるしっとりとした描写で語られる物語は、クリスマスのきらきらしたイメージとはかけ離れた、表面を取り繕う張りぼての様な幸せと、その中に隠した目をそらしておきたい現実を容赦なく展開させます。 誰もが闇を抱え、それでもどこか幸せを願い、救いの無い結末に向かって足を止める事もせずにどんどん進んで行く事態には読んでいて胸が痛くもなりました。 そして驚くべき結末! 皆が少しだけ譲歩し合って、そして皆が幸せになれる奇跡が訪れるそれはお見事としか言いようがありませんでした。 この少しだけ譲歩し合うと言う所が誰かに対しいつもよりも少しだけ優しくなれるクリスマスに見事にマッチしていると思いました。
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ともなりさま 読んで頂き感謝です。 ともなりさまの楽しそうな企画にギリギリ間に合ってよかったです。 それぞれの立場での利害や望みが合致する瞬間を引き寄せたのはクリスマスの奇跡といったところでしょうか。 それにしてもコメントのタイトルが秀逸すぎて……!! 全部もってかれましたよ。 スターやページコメントありがとうございます! 引き続き、企画を楽しませていただきますね!
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