しのき美緒

長く辛く曲がりくねった道を光は照らす
「これ重いでしょうか。読んでみてください」とDMをいただいて読んだ。 重かった。でもこれはななもりさんによって書かれなければいけない作品だったので、さらに書き込むことをお勧めした。 ひと一人の人生はかくも重い。 生きていれば時間はすぎてゆく。しかし清くんは七年前に時をとめたまま星になった。蝶子ママは温かく優しい人なのに病魔に取りつかれた。 このひとたち、そして子供たちの人生を克明に書くことは作者さまに与えられた使命なのだ。 イルミネーションのまばゆい光は亜子を照らす祝祭であると同時に死者を悼む天国への誘導灯だ。そのように感じた。
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しのきさん レビューを頂き、ありがとうございます。 しのきさんに読んでいただき、仕事の合間を見つけては加筆と修正を続けました。 私を支えてくれた友も、恩人もみな若くして亡くなりました。故人を偲びながら、このお話しは私にしか書けない、その一心で書き上げました。 しのきさん、このたびは参加させていただきありがとうございました。
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エブリスタにはこういう作品はあまりありません。 でもこれが人生なのだと思うのです。ひととの少しの違いでいじめられたり、かかりたくもない病気にかかっていろいろな可能性を失ったり。 なので、ななもりさんにはぜひ書いてほしかったし、ななもりさんが書かなくてはいけないと思ったのです。 体調のすぐれないなか、かなり無理をいて頑張って書いてくださってありがとうございました。 とても美しい作品をありがとうございました。
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