足が震えるほどのリアル。
これは、私などがレビューしていいのだろうかと思うほどに白熱した「真実」が詰められています。 生まれながらに波乱万丈の主人公が出会う数々の試練。こういう魂のレベルが高い方々には、普通よりも多くの困難が巡ってくるのでしょう。けれど今後は、どうか落ち着いた暮らしの中で、穏やかに生きていってほしいと願わずにはいられません。 ネタバレを付けてもネタバレになるのであまり書けませんが、飛び降りてからガラスが割れるシーンは圧巻でした。何というリアル、何という暴力、そして愛情なのだろうと。 その場に自分がいたら…と受け止める主人公に己を重ね、足が震えるほどの恐怖の中で、固めた覚悟を感じました。 受け止められた主人公には心からの敬意を表します。 なにかもう、これを越えたら世の中に怖いものなんてなくなるのでは? 全ての悩みがちっぽけになりそうなほど、凄まじい経験に裏打ちされた文章に胸を打たれました。 書いてくださりありがとうございます。
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小花衣さん お忙しいなか レビューをいただきありがとうございます。 クリスマスなのに重い話しはどうかと悩んだのですが、10月末に車の事故に遭ったとき、ふと昔のことが脳裏を過りました。当時は生きているのが辛くて死ぬことばかり考えていましたが、恩人や家族に支えられなんとか思い止まりました。私のようにいじめや摂食障害で苦しんでいるかたに少しでも生きる希望を与えることが出来るならと今回書かせていただきました。子どもたちが受けたいじめのことも正直に書きましたし、紗綾のモデルになった子も実際にいます。 読んでいただきありがとうございました。フォローしていただきうれしかっです。

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