雪乃かぜ

奇跡はね、人が生み出すものなんだ。
まるで映画のショートフィルムを観終わったかのような読み心地。物語前半『君は羊の全部』のタイトルコール以後、怒涛の勢いでその幻想的な世界観に惹き込まれました。貴路と薄桃の会話の掛け合いもキュートで、貴路目線で描かれる世界観は神秘的。ラストも大変心地よい読後感。読んでよかった✨大好きです、この世界観! 神様に頼ってばかりじゃいけない。自分で行動しなくては。奇跡は人が生み出すもの。さあ、奇跡を起こすべく行動を起こそう……そう、素直に思わせてくれる勇気の出る作品でした。
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雪乃さん、『君は羊の全部』に素敵な感想をありがとうございます! この話は令和元年東日本台風被害へのチャリティー企画のために書いたのが最初でした。 台風19号やボランティアというワードが出てくるのはそのためです。 それと神様には、元旦とか沢山の人がいろんな色の願い事をしますよね。それは音叉もするし、日本の風物詩ですし、良いんです。 けど、お願い事を聞く側の神様にだって、言い分ってものがあるんじゃないかしら。みたいなことを普段から考えていて(笑) それと創作の世界に溢れている全知全能なイメージにも違和感があったのです。 もっと人間っぽい神様のほうが、なんだか可愛げがあって良いじゃないか。 そ
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