さくら花菜

私の血管は絞め上げて叩かないと出てきません。
唐突に私事で恐縮ですが、普段全くと言っていいほど恋愛小説を読みません。ちょっとしたきっかけで巡り会った久しぶりの恋愛小説、果たしてどんなお味がするのかしらとワクワクしながら覗きました。 その結果はなんと、一気読み! その理由を端的に言えば、長すぎず短すぎない分量と、するりと入るやわらかい文体の賜物なのですが。それより何より、起承転結がとてもしっかりしていらっしゃって、次の展開を期待させるのがお上手だなあと。 でも、不思議ですね。結末は絶対にそうなると分かっていながらも、ラストまで読ませてしまう。そうなることをちゃんと見届けたくなってしまったのです。 そう思わせた最大の魅力は、なんと言ってもコミカルな中に散りばめられた色っぽい熱。その熱の行方が気になってついページを捲ってしまいました。 フェチズムというやや扱いの難しいテーマを非常に軽いタッチながら色気たっぷりに描き、ちゃんと恋愛という形に昇華させているのは本当にお見事でした。彼が○を○○するシーンはゾクゾクしちゃいました(伏字にしたせいで変な感じに) というわけで、結論としましては勿論読んでよかった、です!恋愛小説もいいものですね♡(と言っている私、実は恋愛モノばかりを書いているクリエですが、まあ読むのと書くのは少々事情が違いまして笑) 最後に。ハナさんの所でお見かけして飛んできましたが、ご挨拶もせずに土足でおじゃましてしまい、ペコメのひとつもせずすみません。大変楽しませていただきました。ありがとうございました♡ そして、レビュータイトルと関係ない内容でごめんなさい笑
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さくら夢月さま この度は身に余るレビューを頂き大変恐縮しております。 こちらの作品は執筆応援キャンペーンに出した物ですが、実は妄コンと間違えていて、当初はプロローグまでしかなかったのです。それをなんとかストーリーを捻り出し完結させたわけですが、作者は恋愛経験に乏しく、その原因として、幼少のみぎりより少女漫画を「けっ」と鼻で笑っていた恋愛ゼロ脳が挙げられます(笑) ですので、もちろん作者本人は納得し、楽しく満足が行くまで書いているのですが、読者様やさくら夢月様のように執筆される方にはどのように映るのだろうと不安がありましたので、楽しんで頂けたことに安堵しました。 きっともう恋愛物は描けない
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