二十九号

 あけましておめでとうございます。  2021年もたくさんの方に小説をお読みいただき、本当に感謝しています。  2022年も引き続き、まずは自分の納得できる作品作りを目指して、頑張っていきたいと思います!  ということで。2021年終盤はかなり更新が休み休みになってしまって…自分でもフラストレーションのたまる時期でした。  と、年始から反省やネガティブな発言はこれくらいにして。  今年はですね、あらためて具体的な目標設定とかはないんですけど、さっき書いたとおり、自分の納得できる作品作り、を大事にしたいと思います。  以前、私の尊敬する髙村薫先生と、サイン会でわずかな時間ですがお話しさせていただいたことがあるんですが、そのときに髙村先生に憧れてかつて小説家を目指していたことをお伝えしたんです。すると先生は私を見て、「また書かれると思います」って仰っていただいたんですね。そして、まずは自分自身が納得できるものを書くことを大事にしたい、という話をさせていただいて。  それがエブリスタを始める前、ちょっとおろそかになっていた執筆活動をまた再開するきっかけになったんです。エブリスタを始めるきっかけは他にもあったんですけど、やっぱり、書くことの面白さ、そして自分にとって書くことの意味というか、格好良く言えば「なぜ書くのか」「何を書くのか」という原点は、髙村薫先生にあるなと。  新年を迎えて、また少しそんなことを思い出していました。  書いていると欲が出てきて、格好よく見せたいとか。もっとこうしたほうがいいんじゃないかとか、でもそのせいで自分の書きたい物語の軸がぶれちゃうこともあるんですよね。  本当に書きたいものは何なのか。それを大事にしながら、また今年も、執筆活動を続けていきたいと思います。  お読みいただいている皆様には本当に感謝感謝です。ありがとうございます。  また今年も、お時間赦す限り、お付き合いいただければ幸いです。
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