はーこ

書き手視点からのレビューです
気になった点をいくつか。 ・専門用語の扱いについて 15ページ、サランのセリフに「揀擇令」とあり、ルビをふってくださったので読みはわかりましたが、「カンタクレイとはなんぞ?」とだいぶ考えました。 あまり日常では見かける機会のない漢字のため、字の意味から推測することも難しく……ちょっとモヤモヤしたまま次ページをめくると、最初に揀擇令についての記述がありました。なんだ、早く先に進めばよかった、と思ったり。 話の流れとしては直後に説明がされていても、ページをまたいでしまうと「そこに説明がない」と読み手は思ってしまいます。 とくに専門用語などを扱うときは、ルビをふるだけではなく、説明文またはその用語の意味をほのめかす描写を同じページ内におさめると、読者もスムーズにストーリーへ没入していけるかと思います。 私たち書き手が思う以上に、「わからないモヤモヤ」が原因で離脱してしまう読者さんも多いらしいので。 お恥ずかしながら品階についてもあまり知識がなく、「正五品、従四品? どっちが上なの?」とイメージがつきにくく……いまだによくわかっておりません💦 ・描写について 前回もレビューさせていただきましたが、室内の様子を描写した7ページ冒頭。 縦二間〔約三・六メートル〕、横ニ・五間〔約四・五メートル〕〔十畳〕との記述がありますが、詳細に数字を刻まれることに「ひぇー!」と苦手意識をもつ私のような方も一定数はいらっしゃるかと思いますので、〔〕注釈を並べるくらいであれば、もう思い切って「十畳ほどの広さ」という記載のみでもよろしいかと。 豊富な知識量、高い文章力をもつということは、それほど読者さんとのギャップを生みやすいということですので、私たち書き手は読み手が置き去りにならないよう、やりすぎくらいの「理解してもらうための配慮」が必要なのではと個人的に思っております。 細々と口うるさくしてすみません💦 当然「ここは譲れない!」とこだわりがあるかと思いますので、一個人の意見として留めてくださいますと幸いです。
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お忙しい中、こちらもありがとうございます!m(_ _)m ◆専門用語について ありがとうございます! ページを跨いでいる所は、了解です。後々手直ししておきます。 品階の件も、もう少し説明を加えてみます! ちなみに『正』が『従』より上で、数字が小さいほうが上です。 なので、上から順に行くと、『正一品』→『従一品』→『正二品』→『従二品』……と下がって行きます。 途中の『正三品』だけ、なぜか『堂上官《タンサングァン》』と『堂下官《タンハグァン》』に分かれていて、後者のほうが下です。で、その後は『従三品』→『正四品』→『従四品』→『正五品』……と下がっていき、一番下は『従九品』になります。 こうい
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こちらこそ、つらつら並べ立ててしまってすみません💦 あぁなるほど! 品階理解できました!(←どうでもいいけど語呂がいい) 描写については、注釈って読み手にわかるよう説明を加えるものだから、何を書いてもいいと思ってました(゚д゚) 時代モノで、人の身長なりお金の単位なり、現代の単位をそのまま引用している作品もありますし……うーん、時代は違えど同じ日本だったらいいのかな? やっぱり国が違うと、違和感が出てくるのか……とすると、いきなり現代的な横文字を入れたりとかして、世界観を壊したくもないですよね。だったらあれです、「大の男が十人くらい余裕で入れそうな部屋」とか。 難しいところですよね。ああ
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