りー

お花とドレスとちょっとの悪意…女の子はこうでなくちゃと思います
タイトルに惹かれて読み始めましたが、最初の1ページに私の好きなものが詰まっていて夢中で最後まで読み進めていました。 主人公のウィロウは、社交界の花を目指し、月の女神も羨む美貌、殿方にはモテモテで何も欠けるところはなさそうなのに、ひどい闇を抱えていて…。本人にとっては欠点のように思うのでしょうが、闇に溺れかけながらそれでも信念のために正しくあろうとする姿を見ていると、ウィロウを気に入ったレイラ様の気持ちもよく分かります。 そして上流階級の選ばれたお嬢様だけが招かれる、ロベリアが咲き乱れるお茶会。着飾るよりも美味しい紅茶よりも、ちょっとの悪意がこもった噂話を一番楽しいと思うのは、やはり女の子の特権なのではないでしょうか。 他の人の話に挟んでくるウィロウの、知性溢れる悪口も大好きでした。 美しい女の子の綺麗な闇を見られる素晴らしい作品でした。 「エマ・ケリーの手紙」の方も楽しみに読ませて頂きます。 素敵なお話をありがとうございました。
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りー様。 私もう感動してしまって……。 自分の作品を読んで下さったばかりか、こんなにもテーマを汲んでいただけたことが何よりも幸せです。 そうですよね、女の子ってこうでなくっちゃ!と盛り込んだんです。 綺麗な闇、嬉しいお言葉です。 お時間をいただき感謝致します。 ありがとうございました。
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