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人間の自由や尊重について再考を促される、現代において大切な作品です。
この数百文字の感想を書くのに、読み終わってから丸一日かかりました。 凄惨な物語を小学生の女の子が創作する、というショッキングなイントロで物語は始まります。 その行為、動機の善悪や正当性は完全に支持できるものではないにせよ、理解できる、理解してあげるべきである・・・などと考えていると、そこへ大人たちによる、思慮浅い、有利な立場からの正義の暴力が開始されます。 物語は罪のない子供たちの欲望のような希望と、世間と法的には罪のない大人たちの我欲が、対比されるように進みます。 人間の自由や尊重について再考を促される現代において大切な作品です。 このような大切な作品を執筆公開していただいた作者様にありがとうございますとお伝えしたいです。
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拙作をここまで深く読んで頂けたことにまず感謝します。 私は、勧善懲悪ものが好きな反面、自分ではなかなか勧善懲悪を書くことが出来ず。 その理由の一つに、被害者はもちろんだけれど加害者のメンタルケアも必要であろうと。 壊れたロボットが求めているのはボンドではなく、拾い上げてくれる手なのではないか。壊れたロボットが世界を破壊する時、必要なのは即座に粉々にすることではなく、暴走した理由に向き合うことではないのか。それでやむを得ないのなら。 悪人正機説とはまたちょっと違うのですけど、善悪についていろいろ自分なりに考える所があり、この作品はその通過点で、また自分の中の混乱をひとまず落ち着かせた重要な
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作者の方自身が、「人様に見せて大丈夫かなぁ」と思う作品は(完成度に心配している場合は別ですが)、本当に名作が多い気がしてます。 この作品の良かった理由の大きな点はそこだったのでは・・・と思いました。 すみません、また感想みたいな事で返してしまいました・・。 こちらの作品は通過点という事で、その先を楽しみにしております^o^
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