鳴上鳴

タイトルは深読みしたら一粒で二度おいしいです
96の取り扱う事件で「操り人形師」という一瞬スケール小さく思えるタイトル。 これに違和感があったのですが、読み進めていくと内容にこれほどマッチしたタイトルはないと思いました。 各章のタイトルも、読み終わった後に「・・・ああ!(目鱗)」なものが 多く、ミステリーのミステリーたるミステリーなタイトルだなぁと深く感動しました。 元カレとの話も今回の文字通りのキーパーソン・カギヤさんも、 それに伴う班長、ヒドウ君、周囲の人々の思い。 みんなそれぞれの思いが尊くって、時々胸が締め付けられるほどでした。 個人的には、アクションシーンが推しです。 ネイキッドVSオフロード。もしくはスーパースポーツタイプ。 息をもつかせぬ迫力のシーンの連続。 なのに、その最中になぜか班長自ら🔫ドキュンドキュン🔫(ネタばれ防止の効果音)が投下され、 肉体的にもメンタル的にも腐女子的にも、ずっとハラハラドキドキでした。 この後、病院に行ってドクターから「血圧高めですね」と言われたら、 もれなく「この小説の所為です」と言い切れます、私。 ・・・嘘です。私、めちゃくちゃ健康体です。 でも、こちらの小説が深読みすると何度でも美味しい作品なのは本当です。
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うわぁ、鳴さん!前回に続き、感激なレビューをありがとうございます!(≧▽≦) タイトルや各章のタイトルまでチェックしていただいていたなんて、嬉しいです! アザミ班は「毎回違うテイストで事件に関わるシリーズに出来たら面白いなぁ」という意図で書いているので、それが逆に「前回となんか違う」となる読者さんもいらっしゃるだろうな;とも思っております。 ですから、今回も鳴さんに楽しんでいただけたことは、作者冥利に尽きますし「96」のイラストや漫画など、愛情あふれるたくさんの応援には、本当に感謝しきりです(;ω;) アクションの中で暴力描写には割と馴染みがあったのですが、バイクによる追跡の描写は【1】も
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