たった今 『新たなる日 ~時の回廊~』 完結いたしました。 完結まで 長い月日をかけてしまいましたこと 心より 深く お詫び申し上げます。 作品を執筆中に 身近だった人々が 何人も亡くなりました。 生まれる ということ と 亡くなる ということ について かつては 対極にあるようなイメージを抱いておりました が Takehikoさんの『新たなる日』に 出会ってから 僕の中で 生と死 は 無数の境界線を越えてゆく 永遠なるもの の とある側面に過ぎないような気がしてきたのです。 たとえば宮沢賢治は もう亡くなって90年近く経ちますが 心の中では 生きている人間以上に 僕に語りかけてくる。 ゴッホやショパン チャイコフスキーやツルゲーネフ 太宰や芥川 渡哲也 松田優作 みんな 亡くなっていても 生きている人間より 強い言葉で 僕を励ましてくれる。 魂と魂が 惹き合う 共鳴し合う という 絆 は 時を超え 国境を越えて 一つの大きなエネルギーになる。 彼らが叫びたかった叫びを 僕が 叫び 僕の叫び に 共鳴してくれた誰か は 僕が亡き後も 新たなる日に 新たなる叫び を 繰り返し 地球を 宇宙を とある方向へと 押し流す。 様々な人々の 様々な叫びが 大きなエネルギーとなって 未来を形成してゆく。 そんな思いの ごく ささやかで 単純な 一部分を トピック的な 物語に 仕立ててみました。 まだまだ 力不足ゆえ 意図を十分に表現できていません が Takehikoさんの 鋭い感性で 掘り下げられた原作から触発され 自分の神経の奥に眠る 言葉になっていなかった カオスの中の泡を 紡いで 紡いで ようやく 小さな一歩を踏み出すことができました。 素晴らしい作品を無償で提携して下さいました Takehikoさんの寛大なお心遣いに 心より深く感謝申し上げます。 また 執筆に 長時間かけてしまったこと 途中で大きく編纂し直す結果となってしまったことに対しまして 心より深くお詫び申し上げます。 いろいろ ご心労をおかけしたことと推察申し上げます。 本当に ごめんなさい。 そして 本当に ありがとうございました。
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拝読いたしました。 素晴らしいです。 西様の感性にあらためて感服しました。 待った甲斐がありました。 あちらに感想を書かせていただきました。 長い間お心を割いて下さり、本当に有難うございました。
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作品更新が大変遅くなりました件 つぶやき投稿させていただきたく その際にはTakehikoさんの原作と共に表紙をアップさせていただきたく 誠に身勝手なつぶやきとは存じますがよろしくお願い申し上げます。
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