三条

心を乗せた果てしない手紙の物語
純粋なレオポルドからアンヌに向けた手紙の物語です。 レオポルドの情熱的で純粋な手紙から始まります。街で笑われ者だったレオポルドは、ラベンダーの押し花を添えたラブレターを送ります。 レオポルドの描写が素敵で澄んだ心が浮き彫りになったように思います⭐️ アンヌに手紙は渡りますが、ひどく笑われてしまいます。純粋なレオポルドが不憫だと思いました😖 ウェイターが出てきて、この人はいい人だと思ったら、悪い人でした。レオポルドは笑われて、せっかく書いた手紙が汚れていって悲しくなりました😖 手紙が踏まれる描写がレオポルド自身が踏まれているようで悲しかったです。 手紙を受け取った配達員のマルクは探偵に依頼しますが、ラベンダーがポイントになるとは思いませんでした💦 ラベンダーの押し花から便箋が売られているお店がわかって良かったと思いました。 探偵がウェイターを見つけて解決しそうな所で、ひったくり男が現れます。レオポルドの手紙は風に飛ばされてしまいます💦 絵描きを眺めている女性が登場します。ピエロから手紙を受け取りますが、その女性はアンヌで驚きました。 アンヌは絵描きに恋心を抱いているのかなと思いました。レオポルドのラブレターはまた地面に置かれて、悲しくなりました😖 絵描きがパレットを下ろして、自分の名前を言います、レオポルドと。 鳥肌が立ちました。ようやくレオポルドとアンヌが会うことができて、手紙を渡せて良かったと胸を撫で下ろしました🍀 序盤から終盤まで紆余曲折ありますが、一つの線で繋がっているように思いました。 想像力と構成力が素晴らしいと思いました🍀 素敵な作品を読ませて頂いて、ありがとうございます⭐️
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三条さん。いつも作品を読んでくださってありがとうございます✨ 私のなかでも思い入れのある作品だったので、お褒めのコメントや心のこもった感想をくださって「あきらめず頑張って書いてよかったな」と、当時をふりかえりながら胸が熱くなりました。 この小説のテーマは「誰かの痛みを拾う」 というものでした。人の優しさや温かさが、バトンのように繋がっていく物語です。 傷つけられた誰かの心が、見過ごされたり、見て見ぬふりをされることなく、みんなでその痛みを拾ってあげられる世の中になればいいなと願って書きました。 自分の想いを初めてカタチにできた作品だったので、読んでいただけたことがとても嬉しかったです。
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