切なくとも、美しいストーリー
 全体を通して、それこそ春の風のごとく、落ち着かないようなぬるい空気が漂っていたように感じます。  2人にとっての最適解はなんなのか。  一読者としては、2人で幸せに暮らしてくれればいいのに、と思わずにはいられませんでしたが……。  特に印象的だったのが、公園を駆ける2人のシーン。「死」とは完全に対照的な「生」を感じさせられ、そのリアルさが、胸に迫ってきました。  他の方の感想が深過ぎて、この作品が素晴らし過ぎて……私の言葉など要らないのでは、と書きながら思ってしまいます。  ですが、読んだ人それぞれに寄り添ってくれるようなこの物語には、捉え方が如何様にもある気がしました。  楠太朗が出した答えも、間違いではありません。それでも、私はやっぱり生きて欲しかった……。  「死」を通して「生」を伝えるストーリー。「ああ、生きなきゃな」と思わされました。  長々と書き連ねてしまいましたが、最後に。  朱寝さん、素敵なお話を、ありがとうございました……!
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