鷹取 はるな

深夜の不意の来訪者は、自称『神さま』
本作品を読了していの一番に思い浮かんだのは、菩薩像が斯くもきらびやかで美しくある理由です。 悟りを開き如来と成れば、シンプルの極致そのものの御姿と化すにもかかわらずに――。 一説によると、「美しい姿で衆生の目を惹き付け、菩提へと導くため」だそうです。 何たるお優しさ! 何たる慈悲の深さなのでしょうか! 私は、美しさは絶対的な力になり得ると信じて止みません。 本作品に登場、ではなくて降臨するのは菩薩ではなくて神さまです。 しかしその点、美しさにおいては完璧なまでです。 なぜならば主人公の男の脳内を事前に調査し、その上で好ましい御姿に変じて下さっているのですから。 ――調査をしたタイミングが何とも言えませんでしたが(実に『BLコメディー』らしいです) 生身の人間と同じ大きさにならずに「フィギュアみたい」な御姿のわけは、本文中で他ならない神さまの口より語られます。 それが又よかった、いや、それでこそよかった!と私は心から安堵しました。 もしも等身大だったら、あんな場面やこんな場面は文字通り『生々しく』なってしまっていたことでしょう。 是非とも本作品をお読みになり、神さま様の愛らしいまでの美しさを目の当たりにして頂きたいです。 読み終わる頃には、主人公の男と同じ心持ちに陥っていること請け合いです。 私はまんまとそうなりました。
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素敵な感想をいただきありがとうございます! こ、こんな軽いノリのお話の読後に菩薩様が登場する鷹取さまの深さよ……。 感想の内容自体が楽しくて、拝読して私自身がとてもハッピーになりました。 またコメディー系もがんばってみよっっと、元気にもなりました。 さすがの甘味処です! 謹んで御礼申し上げます。(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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宗教は違うのは分かっていたのですが、どうしても思ってしまったもので。 そう言って頂けて感謝しかありません! こちらこそ素敵な作品を読まさせて頂き、本当にありがとうございました<(_ _)>
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