Regen

華麗なる一族の光と影が織りなす物語に、時に笑い、時に涙しました。
ヒドウさんに続き、一成さんも「出生の秘密」が大きな影を落としている方で、一族の背負う十字架の大きさに涙なくしては読めない辛い箇所もありましたが、真実を胸に分かち合って生きていこうとする彼らの姿に、一筋の光明が射してくるような終盤に、救われた気持ちになりました。 ジュリオさんや松川さんといった、物語に彩を添える個性豊かな登場人物の皆様のプロフェッショナルな仕事ぶりも魅力的でした。 中でも、ヴェイツさんの歩んできた人生と尊い行いが心に残りました。 というのも… ええと、ここからはものすごく個人的な感想?になるので、すみません、ごめんなさいと先に謝っておきたいのですが、私はカトリックの学校に行っていたせいか、教会のシーンを読んで、妄想が二つばかり勝手に湧いてきてしまったのです! 一つは、教会の園長さんです。(私、この御方も好きなのです。)園長さんが、長年の大事な預かりものを拙作の猫図書館(元修道院)に直接届けようと鉄道とバスで旅する(それをヒドウさんと班長さんがお供して護衛する)というお話です。 もう一つは、教会のクリスマスで、96メンバーがボランティアでキリスト生誕劇を演じるというお話です。 キャスティングは、乙女マリアをマリネさん、マリアの婚約者(夫)ヨセフを班長さん、マリアに受胎告知する大天使ガブリエルをヒドウさん、東方の三博士をカギヤさんとモグリ先生と片岡さんの三人で、という、まさにドリームチームの配役設定なのですが、アクシデントでマリネさんが劇に出られなくなってしまい。急遽、班長さんがマリア役を演じることに…! 唯一の問題は、班長さんに御髭を剃っていただかないといけないことなのですが…(笑) それでは、長々と妄想を失礼しました。 次は、マリネさんの物語を楽しく拝読したいと思います。
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Regenさん、今回もお楽しみいただけたようで、とても嬉しくレビュー拝読させていただきました!ありがとうございます! 自立した大人であっても現在に至るまでには、ひとりひとりにドラマがあり、それらが結びついて、新たな悲喜劇が生まれていく。 そんな人間たちを多少なり救いを加えながら追うドラマを描きたいと思っているので「一筋の光明が射す」と表現していただけて、とても光栄でした! また屋敷の中の捜査ということで「ゲストキャラが多いと覚えづらいかな;でも少ないと怪しい人物が限られちゃうし」と気にした部分なので、ひとりひとりに注目していただけたのも、とても嬉しかったです! そしてRegenさんの個人的な
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お早いリプありがとうございます☺ さっきから通信エラーが出てしまう💦ので、後日また書きます。 取り急ぎ🙇‍♀
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