その時がきたら
どちらを選んでも、多分、悩むし、悔いは残ると思うのです。私の父は、逆に終末医療を選択しました。 父が「延命はするな」と言っていたので、それを尊重した形になったのですが、それでも葛藤しました。 死に刻一刻と近づき、人間の断末魔の凄まじさを目の前にして、果たしてこれで良かったのか、父が苦しまない方法が他にあったのでは?延命をすればもしかしたらなんとかなったのではと、葛藤の連続でした。 おそらく、延命をしたらしたで、葛藤と後悔はあったと思います。 この選択に正解はないのかもしれません。それでも、選んで進まなきゃいけない。作中の主人公が最終的にどちらを選ぶかはわかりません。でも、どちらを選んでも、私はこう言いたいです。 「ツラい選択をして、頑張ったね。後悔してもいい。葛藤してもいい。大事な人の死を見送るっていうのは、簡単なことじゃないから。大事な人だから、後悔も葛藤もあるんだから」
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こんばんは! まさかレビューを頂けるとは思っていなかったので、正直驚いています。 それも大切なお話まで頂いて、本当にありがとうございます。 私の父は生前、延命を希望していなかったのに兄が延命処置を希望しました。 意識があるのか無いのか分からない状態で2年生き続け、苦しそうに息をする姿を見て、これが正しかったのかと葛藤していました。 この作品を書くに至って延命処置を選択した兄が背負った重みを少し理解できたきがします。今は、兄に感謝しかありません。 まちさんに頂いた言葉、うるってきました。兄に伝えてあげたい。 本当に感謝です。 ありがとうございました!
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