うたうもの

金平糖と桜の対比
ポルトガルから日本へと伝来した金平糖(コンフェイト)と、日本からポルトガルへ渡った桜(サクラ)。 そのふたつの対比がとても美しく、故にもの悲しくもある異国の情景が描かれていました。 桜はすぐに散ってしまうけれども、春になればまた芽を出し、花を咲かせる。 サクラ色の金平糖は紅茶の中で溶けて消えていくけれど、温かい紅茶をもう一杯おかわりすれば、サクラ色の金平糖をもうひとつ入れられるだろう。 そうして何回も何回も、同じ春を待ち続ける。 だけど同じ春は、二度とこない。 彼女の想いが、少しでもサクラ色に染まって満たされることを願います。
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うたうものさん、レビューどうもありがとうございます。 (*´◡`*)♥そこまで深く読み取って頂き、感激です♪ どうもありがとうございます。 「何回も何回も、同じ春を待ち続ける。  だけど同じ春は、二度とこない……」 この言葉、とても素敵ですね。 確かに、現実の世界でも同じことがありますもんね。 とても温かく素敵なメッセージ どうもありがとうございました。(*´◡`*)♥
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同じ春は二度とこないからこそ、残された私たちは現実に生きているのだと実感できます。 大変なことが次々と起こっている現代ですが、それでも残された者たちは強く生きていかねばならないでしょう。 少しでも悲しみのない未来を目指して。
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