くもり

世界は色を取り戻せるのか
物語は地震から始まります。「地震」と聞いて思い出されるのは、東日本大震災。11年の月日が経ち、様々な視点から作品が生み出されていますが、この作品もあの震災を念頭に描かれているのでしょうか。 災害や戦争、理不尽なことで家を追われる人がいます。世界は簡単に色を失います。 どうやって色を取り戻せるのでしょうか。平和はいくらで買えるの、子どもは尋ねます。 失われた世界を取り戻すのは、簡単なことではありません。けれどできないことではない。子どもがくれた小さな金平糖が、それを教えてくれました。 社会的なテーマに広がりを見せながら、人間のぬくもりを伝えてくれる、そんな物語だと思いました。
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レビューを頂き誠にありがとうございます! 神谷は阪神大震災の被災者なので、かなり前の記憶ですが、色々思い出しながら書きました。 なんにせよ、子供の笑顔が自然に溢れる世界が一番大切です。
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阪神大震災だったのですね…!私は当時大阪でした。あの地震も、忘れることはできません。 企画のおかげで面白い作品に出会えました。ありがとうございます^ ^

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