草薙啓一。

盗作と二次創作。 さて、どこまでが明確なライン引きなんだろうかね。 一般的な解釈としての一次創作を【オリジナル】として、そこから派生しうる盗作と二次創作の功罪。 私としては、完全なオリジナルとして、模倣もリスペクトも無い【一次創作】って言うのは、まあ存在しないよねって言う立場で、では【創作】とは何か 【オリジナリティ】とは何かってのを日々、暇つぶしに思考していたりするがまあ、明確な答えは出んのが、私の限界か。 うん、完全にコピーしてそれを【オリジナル】と言うのは盗作、盗用に違いない。絵画だと分かりやすくて、既存のオリジナル作品を模造し、それを本物として売り捌き、利益を得る。 が、絵画において盗作にはもう一種類あって、その技法や筆致、作風などを作家本人の技術力、感性、芸術性までを模倣し切った【贋作師】何かも、いたりする。 それが某有名作家の未発表作品でして世に出ながら、実はとある贋作師による作品であると後年判明したりとか。 ここまで高まれば、ある意味偽物は【本物】を模倣し切った、或いは超えたかもと錯覚してしまう。 では文壇においては、どうか。私はそろそろそう言う贋作師、出てきてもおかしくないと思う。 手書きなら、筆跡等で鑑定出来る。が、さて、今の電子書籍界隈において、本物と偽物。それを見分ける術はあるのだろうか。 文章表現の癖、言葉の選び方、語彙力の豊富さ。読みやすさ、読みづらさ。個性の違いは文章表現で顕在化し得るのか。 特に、ライトノベルと言われているもの。比較的近しい作風、文体で創作している幾人か作家を集めて、それぞれ作品の数ページを取り出し、名前を伏せた状態で第三者に読み比べてもらい、それぞれどれが誰の作品か、見極められるだろうか。 ……単純に、最近本を読めていない私にしてみればまず、判別つかないだろうなぁ〜と。  その上で文章丸々コピー盗作でない作品を【盗作だ】と見極めることは、甚だ困難だと言わざるを得ないなと。 ……と、何かぼうっと考え事していた日曜の午後。小春日和に葉桜眩しく、目が霞む。
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ああ、小春日和は秋から冬にかけての言葉らしいね。正直言って、そんな区分もどうでもいいんだが、まあそう言うところを結構厳しめに突いてくる、語彙警察がいるからねえ〜創作界隈(笑) オイラ、そう言う輩嫌い。 間違えててもいいじゃん、面白ければって思うわけよね。 作法きっちりでつまらん文より余程価値がある、とは自身の非才、無知無能鳴 なるのことの、言い訳に過ぎず、所詮は額のない凡人の僻みですよと。

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