トーマ

泣きました
登場人物の心理描写が丁寧で引き込まれました。 既に知花君が亡くなっているとわかっているからこそ、美術室での2人のやり取りがキラキラ輝いており、とても切なくなりました。 苦しみから逃れるため身投げをするも、美術室で1人同じ時間を過ごすだけの寂しい存在になってしまった知花君。 疑っていた内山君が会いに来てくれてどれほど嬉しかったでしょう。そこで改めて、あれは愛だったのだと感じれたのですね。 最後に知花君が置いていった油絵。小説の中でも印象に残る描き方をされていたので、ここで出てくるのかと感動してしまいました。もし生きていたら2人で沖縄にも行けたんだろうな。 菅君の行いは残念だったけれど、彼も若さゆえの失敗をし、恐ろしくて誰にも口にできなかったのですね。彼もとても反省したと思います。報復は受けましたしね笑 あたたかく切ない、美しいストーリーをありがとうございました。 とても好きなお話でした!
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トーマさん、素敵な感想をありがとうございます。 初めて書いたお話で、(その後できるだけ改稿したとはいえ)拙い部分も多いですが、とても思い入れがあり、私の原点ともいえる作品なので、本当に嬉しかったです。 これからも書いていく励みになりました。 ありがとうございました。
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