7月の怪談

幼い恋と劣情をぶつけ、後輩を自殺に追い込んだ17歳。贖罪と海容の物語。

彩月志帆

BL 完結 過激表現
1時間3分 (37,370文字)
【BL】閲覧注意。過激な性描写を含みます。ホラーが苦手な方は「17歳 あいつが飛んだ夏空」の方をお読みください。

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あらすじ

7月のある日、高校2年生の知花は美術室の窓から飛んだ。野球部主将の内山は、誰にも言えない秘密を抱え、教師になって6年ぶりに母校に戻る。そこで待っているはずの、知花に会うために。 心がつながらないからこ

感想・レビュー 2

泣きました

登場人物の心理描写が丁寧で引き込まれました。 既に知花君が亡くなっているとわかっているからこそ、美術室での2人のやり取りがキラキラ輝いており、とても切なくなりました。 苦しみから逃れるため身投げをする
ネタバレあり
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読後感はため息

きちんとあらすじを読まず、無理矢理とホラー要素のみを念頭に読み始めたためなおさら切なさが胸に刺さりました。幽霊でも良いから会いたいと願う主人公の姿が悲しく、救いのある結末とはいえ言葉が上手く出ません。
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