高田潜水艦

短編ながら構成が面白いです☆★
置き去りにして歩けなくした晴彦へ の贖罪として献身を尽くす栄。 そしてそれが“かすかな愛おしさ” に変わりつつある中、実は晴彦は それよりも深く歪んだ想いがあって …という結末。 “怖い”というか、物語の構成が すごく面白いです。 「まさか、自分で・・」というのも 衝撃的ですし、晴彦が電話をかけて くるシーンで終わるのも、読者の驚き を余韻に残して締めくくっている点が 絶妙ですね。 小説としては短編になるのかもしれま せんが、程よいボリュームで十分楽し めましたので読みやすかったです。 「新入生たちの心の壁を粉々に砕いた」 なんて素敵な表現は流石です。 “足を擦る”現在と事件のあった過去 が何度かロールバックしますが、初見 では切り替えがちょっと判かりにくく 2度・3度読み直すと『あぁ~そうか』と やっと判りました。 このシーンの切り替えをもうちょっと 上手にできればより素晴らしい作品に なるのでは・・と思いました。 (エラそうにすみません、、)
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高田さん読んでくれたんですね😭 ほんとにありがたいです。 感想までくださるとは! 起き抜けに読んで、嬉しくて完全に目が覚めました笑 (朝弱いのに) いつぞやオリジナリティについて語ってくれたことがありましたが、博識な高田さんに評価いただけて光栄です。 過去と現在の書き方、指摘いただいてなるほどと思いました。 自分の“こう書きたい”が先行して、読み手目線で考えてなかった…! 参考にします!ありがとうございます😊

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