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匿川 名(May Tokugawa)
匿川 名(May Tokugawa)
2022/4/27 23:38
それで中古盤にまで久しぶりに手を出して、さらに3枚アルバムをゲットしてずっと聞いてて・・・今は密林様のプライミーなミュージックで聞けるアルバムまで追加で聴いています。 今流しているのは11枚目のMagnifiedというアルバムですが、やっぱりこれもまた良い! もうツェッペリンの影なんてどこにもないし、歌声なんて時々・・・何故か吉田拓郎っぽく聞こえる(?!)瞬間があってみたり、みなかったり? 多分本当に好きなことをやっているけど、売れなくなったそういうミュージシャンにありがちな『枯れた』感があまりないというか。 語弊があるかも知れませんが、どこか朴訥な感じがするんです。 果てなくHRを夢見る少年のような。 一部のアルバムは廃版になっているために価格も無駄に高騰しているので、聞けるか分かりませんが、チャンスがあれば追いかけてみようかなあと思います。 それでこの『キングダム・カム』って、実はバンド自体は今も存在しているんですよ。 けど、一度解散後に最初期のバンドメンバーが『結成30周年だ!』とか言って再結成を目論んだ時、主催で最後までバンドを続けていたレニー・ウルフ『だけ』が参加を辞退したそうです。 だから現バンドには違うボーカルの人がいるんです。 でもそれって(言葉は悪いですが)『魂が抜けたバンド』だと思います。 だって、この『王国』はレニーが創ってレニーが続けて、彼が最後の幕を引いたんですから。 彼はもう引退を決意したそうで、音楽業界に戻ってくる気は全くないみたいです。 何しろ最末期のプロジェクト名が『Unfinished Business』で、そこでやり残していたと思ったことは全てやりきったと思った故のことだったんでしょう。 でも、アルバムを聴いていて思うのは『もう少し報われて欲しかったなあ』ということです。 ポテンシャルは本当に高かったと思うし、楽曲は聴いていて本当に良い感じだし。 世界でこんな風に感じている人ってどのくらいいるんだろう。 ふとそんなことを思いました。 機会があれば、そしてハードロックが嫌いじゃなければ、一度聞いてみてあげてください。 80年代ぽくて、ちょっとキッチュな感じもしますがそれもまた味です! いかすぜ、ウルフ! 私は好きだぞっ!
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