【コメント】そう、SMとはこういうもの。文章力、表現力が神。

傀儡の糸

そう、SMとはこういうもの。文章力、表現力が神。

読了しました。文章がとても読みやすかったです。キャラクターの容姿の説明もとてもわかりやすくけれど美しく、周りの風景描写も丁寧に描写されていて想像しやすかったです。主人公の要の母親のあやめを中心に(本来は一樹の母親ですが)秋庭家は破綻してしまったということから一樹が要に対して辛く当たるシーンは悲しくもあり、辛くもありました。ただ、そこからのまさかの一樹の母親の詳細について。実は要とあやめは強大な権力を持つ西園寺家の人間という怒涛の勢いの展開にはびっくりしました。最初の穏やかな家族のやり取りとは全く異なった裏の世界に正直心がとてもワクワクしてしまっていて、なんだか子供に戻ったような感じです。(語彙力どこかに落としてきてしまった…) しかも、秋庭家も西園寺家と関わりのある一家ということ、実は一樹は要の力で翻弄されていたこと…最初の「ん？」となっていたことへの伏線回収。このどんどんピースがハマっていく感覚、最高です。そして、このお話の肝の濡れ場シーンは、もうSMプレイが大好きな私からしたら至福のひと時でした。しかもその表現力、文章力は目を見張るほどの素晴らしさで、読んで絶対に損はしないです。執筆の素晴らしさに圧巻の一言でした。とても素晴らしい濡れ場シーンありがとうございました。大好きです。長々と意味の不明な感想になりましたが、この作品に出会えて本当に良かったです。大好きな作品になりました。そして…是非とも忍者充くん、見てみたいと、思ってしまいました(笑) 拙い感想になりましたが、素敵な作品をありがとうございました！

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