受容と理解の類い
 前半は痛烈な描写に胸が苦しくなり、中盤に一陣の突風のような展開に息が出来なくなり、終盤は感動に胸打たれ嗚咽で息苦しくなりました。もう三連発で呼吸困難ですw  昨今優劣ではなく個性やマイノリティとして認知されてきているとはいえ、事実としてポジティブな関わりを避ける傾向がまだ根強い事がテーマの作品ですが、物語の締めくくりで二人の語る台詞に最善のピースがあるように思いました。どうか世の中に少しの受容と理解の類いの在処を生み出せはしまいか、そんな願いを持ちました。  扱いにくい題材を堂々と取り上げ、素敵な人間ドラマとして著した作者様を尊敬します。  素敵な作品でした。
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的確で素敵な感想、ありがとうございます!! 障がいのある方との関わり方やマイノリティとの関わり方というのはずーっと考えてはいるのですが、正解なんてやっぱり見つからず難しい問題だなぁと思っております…… でも偏見を持つのではなく、まずは理解することだよなぁという思いを込めて書いたので、それを汲み取っていただけて本当に嬉しいです。 嬉しすぎてこのレビューコピーして壁紙にしたいくらいです。冗談ですが。笑 トコさんのレビューはいつも著者の意図を的確に読み取って文章にしてくださるので、いつも「そうそうそう!そうなの!そうなんですよ!!」と首が取れそうなほど頷きながら読ませていただいておりますw ありがと
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