小原瑞樹

生きづらい世の中。だけど晴れ間はある。
4人の青年の生きづらさに焦点を当てた作品。心が痛くなるような描写もありますが、最後には全員が思いの丈を打ち明け、前を向いて歩き出そうとするラストには救いを感じられました。 この4人のように腹を割って話すことは難しくても、ほんの少しでも本心を吐露できる相手がいれば心の負担は随分と軽減されます。そういう相手がいることは幸せであり、関係を大切にしていきたいと思いました。 悩みの渦中にいる時は苦しいけれど、それを乗り越えた時には少しだけ強くなった自分と出会える。そんなことに気づかせてくれる作品です。
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