小原瑞樹

目を背けたい歴史。だけど忘れてはならない事実。
原爆という重いテーマを真っ向から扱った作品。経験者の口から語られる原爆投下時の状況は生々しく、これが実際に起こった出来事だという事実に思い至ってはまた心が痛くなります。 夢がなくても、ただ生きていればいい。主人公にかけられたその言葉は、凄惨な現場を生き抜いてきた人の言葉だからこそ重く、尊さを感じさせます。 短いながらも伝わるものの多い作品です。
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小原様 コメント、ありがとうございました。 広島に生まれ育ったものですから、原爆は子供の頃から身近な過去ではありました。 それが当たり前すぎて、真剣には受け止めることができていませんでした。 しかし、今、ウクライナで起きている戦争を目の当たりにした時、 戦争の恐ろしさは決して対岸の火事ではないと、恐怖を新たにしました。 核爆弾は、人間を人間として死なせてはくれません。 その事を、微力ながらお伝えできればと願い、小説を書きました。 なにもできないかもしれません。 しかし、なにもしなければ、何も伝えられません。 そう思っていたからこそ、今回、コメントいただけたことはとても励みにな
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