ファンタジーのワクワクと爽やかな読後感
 魔道士になりたい少年と、彼が初めて錬成したスライムの、互いかけがえないバディとなる「初期」のエピソードを描いたファンタジー作品です。  主人公の純んだ心根とその裏にある陰った運命に触れる旅の行き先、故郷の灯台であった出来事は、少年の未来への決意と新たな仲間であるスライムとの真のスタートラインとしてとても大切なイベントとなったようです。  読み手の私達は、その様子を映画館のスクリーンやテレビの画面からワクワクと覗き見ているような気分で、ラストシーンの爽やかさにとても素敵な読後感をいただきました。  とても面白かったです。

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