小原瑞樹

星降る夜の優しい物語
「感覚を共有する」魔法を使う少年は、自身の力を見込まれて絵描きの少女から依頼を受ける。それは、失明する前に流星の絵を描くため、少年の目に映る光景を自身と共有してほしいというものだった。少女は少女の願いを叶えることができるのか……。 少女が水面から星を掬い取る絵描きのシーンや、少年と共に流星を見上げるシーンは情景が色鮮やかに表現され、夜空の煌めきがありありと伝わってくる。 また、情景描写と折り重なるように挿入される心理描写では、魔法を使えない少年の苦悩や、それでも少女の役に立ちたいという渇望が端的に表されている。 葛藤と諦観の果てに二人が辿り着いた結末は実に美しく、ぜひその目で見届けてほしい。
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小原瑞樹さん、この度は素敵なレビューありがとうございます! 情景描写にはこだわったので、そう言っていただけると大変嬉しいです✨ お読みいただき、また貴重なお時間を割いて感想を書いていただき、本当にありがとうございます☺️
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こちらこそ作品をお寄せくださりありがとうございました✨ 素敵な作品に出会えて嬉しかったです😊
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