不器用な二人の不器用な恋模様
読了しました。 ずっと追いかけていた作品の完結なのでそれも相まって、凄く楽しく読ませていただきました。 引っ込み思案で不器用な球磨利と遊び人ででも寂しがり屋の匡の二人の恋は鳴海と藍の恋とは違ったじれったさともどかしさがあって。 匡がどんなに新しく恋人を作ってもずっと好きで片想いしていた球磨利の心情がとても切なかったです。 水族館に行く前の二人のやり取りは胸をぎゅっと締め付けられる思いでした。 それでも、二人のデートは球磨利の葛藤もありながらもふわふわとしたどこか優しい時間で、球磨利がようやく気持ちを伝えた瞬間は感動しました。 水族館の描写もあって胸にジーンとしてしまって何度も「良かったぁぁ…」とつぶやくほどで…本当に気持ちが通じ合って良かったです…(泣) 匡の気持ちも球磨利にしっかり向いたことが読者の私にはとても嬉しかったです。 だけれど、球磨利は匡に長く片想いしていたので上手く気持ちを処理しきれていなくて、それでも、そんな球磨利を優しく導いてくれる匡はやっぱり慣れているなと思いつつも、愛を感じました。 これは私が感じたことですが、きっと匡は本気で恋をしているのじゃないかなと思います。 どこまでも不器用な二人だからこそ、これからも支え合っていけると思いますし、本当の愛を紡いでいけると思います。 塗れ場シーンも球磨利の不器用さがしっかり描かれていて、それをエスコートする匡のカッコよさにもきゅんとしてました! 鳴海と藍の濡れ場シーンも最高でしたが、球磨利と匡の初めての不器用さと慣れつつも余裕のなくなっていく、そんな二人の初夜も最高でした。 二人とも好き!これからも仲良くね! 完結、本当にお疲れ様でした。 無事に2つの恋模様を見届けられて幸せです〜!! 拙い感想になりましたが素敵な作品を読ませていただきありがとうございました!
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(ネタバレあります)  ひまわりさん、早速の読了と感想をありがとうございました! 本当に素敵な感想を二回も頂き、作者冥利に尽きると言いますか、とても幸せです! こんなに楽しんで頂き、鳴海と藍、匡と球磨利の恋模様を描けて良かったです。 いつもキャラクター達の流れに任せて書き進めるのですが、それぞれの最終回ではロケハンしてイメージを完成させてからだったので感慨深いです。 彼らが離れていった寂しさもありつつ、今は感無量です。 それぞれの濡れ場も最高と言って頂けて、嬉しいお言葉を噛みしめるばかりです。 新宿の路地裏にひっそりとたたずむバー"あわ"に行ったら彼らに会えると思
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