海野眞卯

すみれとかすみ。 対照的な女の子のお話。 十代特有の、劣等感とか繊細さとか残酷さとか、そういうマイナスの感情を描くのが、ぴっぴさんは凄くうまいと思います。 そんな感情も剥き出しにして、ストーリーも綺麗事の青春ストーリーじゃないのに、でも読後感は爽やかで。 いいお話だなあ、と読み終わって、心が暖かくなりました。 恋もいいけど、友達もいいものですよね。このサイトでは、あんまり女の子の友情をテーマにした作品は少ないかと思うのですが、色んな方に読んで欲しい作品です。

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