伊月美鳥

幻にならない想い
とても不思議な蜃気楼のお話。 海岸でイヤリングを失くしてしまったというレイカちゃんとの出会いから始まる物語。 所々で彼女の存在に疑問を抱かせる部位があり、どういう最後を迎えるのかと思い楽しみにページを捲りました。 少しずつ繋がっていく渚ちゃんとレイカちゃんの過去。 そして微かな炭酸水を飲んだ後の様な爽やかで、少し切ない、だけど優しい結末。 渚ちゃんとレイカちゃんの想いは幻にならずに、玲也さんの胸の中で蜃気楼の様に揺らめいていくのだと思いました。 作者様のサーフィン、海、蜃気楼などの描写がとても丁寧で、浜辺で読書をしている様な錯覚を覚えました。 愛に溢れた素敵な物語、ありがとうございました。
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毎日少しずつ丁寧に読み込んでくださって、そして物語を通して描きたかったことを汲み取ってくださってありがとうございます✨ 次の執筆へと向かう力になりました。温かいお言葉感謝いたします。
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