戸川桜良

たかがビーチサンダル、されどビーチサンダル
軽い気持ちで読み始めたのですが、数ページといかないうちに、「これは正座して読まないといけないものだ」と思いました。 長くなく、文章も簡潔で読みやすいのに、テーマはもちろん、心理描写、風景描写がしっかり練り込まれています。 セリフが皆無なのに、重苦しくなく、違和感がないのもすごい、脱帽です。 けれどなによりも、主人公の心理の投影先が210円のビーチサンダルというのが見事です。軽い、けれどけっして軽くない絶妙な塩梅だと思います。 特に最後のページは音読したいほど素晴らしかったです。 素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
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戸川桜良様 私の書いたお話を読んで頂き、誠にありがとうございました。 そして、素晴らしいお言葉と、お心遣いを頂きましたこと、心より感謝致します。 私はノンフィクションを書くことが多いので、こちらも短いノンフィクションのお話となっております。 全てを記憶の中から引っ張り出してきて感じたこと全てを再び感じながら書きました。 ですので、どのお言葉も、本当に嬉しく、ありがたいお言葉ばかりでした。 この度は、「私はビーチサンダル」を読むにあたり、お時間割いて頂きありがとうございました。 うた子
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