等身大で、優しい物語。
素敵な掌編でした。主人公が背伸びでもなくクールでもない等身大の女の子で、とても好感が持てます。自分に関わる友人やクラスメイトたちへの視線が、優しくて温かい。いい子だなあ、友達にしたいなあと素直に思えるタイプです。こんな女の子を描ける作者様もきっと素敵な方なのだと思います。遠藤くん、可愛いですね。あと他の方もおっしゃっているように、「祭壇」の使い方が秀逸だなと思いました。出だしの祭壇を用いた恋バナシーンは不思議な怖さと緊張感があって、文学的センスの高い方だとすぐに分かります。優しい余韻も素敵で、本当にこの作品にいる人物たち全てが、幸せな未来を歩いていけますようにと願わずにはいられません。
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読んでいただけたばかりかレビュー、しかもこんなに良いこと書いていただきありがとうございます! 「祭壇」で狙ったところを汲み取っていただけて嬉しいです。これからも精進します。
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いえいえ、本当に素敵でした^^ 吉田安寿様の読み合いイベント?でお見かけして拝読させていただいた中で、特に気に入った作品(今のところ、こちらを入れて2作)にレビューさせていただきました。 後からプロフを拝見し、ああやはり入賞実績のある方なのだな、当然だなと納得です。こちらこそ良い読書時間をありがとうございました^^
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