絵空事

両親の心情と神秘性に溢れる作品
冒頭は厳かな雰囲気で始まり、魔女狩りという制度がこの国には復活しているという。 そして、選ばれてしまう愛娘。魔女かどうかを見極めているであろう試験が続き、両親の心情はどんどん揺さぶられる。そして、最後のメリーゴーランド。二度と見れないかもしれない笑顔、二度と触れられないかもしれない小さな背中。どれほど辛いことか。そして回り始めるメリーゴーランド。1周目、まだ姿が見えた。2周目……。絶望の中の一縷の望み。 翼の生えた麒麟は日本橋にはいますが、こちらのキリンはそっちじゃない。翼の生えたキリンを想像できる作者様の発想が素敵すぎます。そして、まさに神秘的な終わり方。 ホラー要素のある悲劇的な作品かと思いきや、良い意味で裏切られます。素敵な作品でした。 イベントにご参加頂き、ありがとうございました♫
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ご丁寧な感想ありがとうございます。 参加できて書きあげて、ホッとしています( *´艸`)
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