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『眺めのない部屋』が900個目のスターを獲得しました! https://estar.jp/page/info/congratulations/star/25231064?star=900 この小説は、 東日本大震災、 多くの哀しみに襲われたあの日から8年後。 続く記憶と再び呼び起こされる深い傷は、 私たちはそれを継承しなくては、 忘れてはいけない。 という気持ちと共に2019年にエブリスタに投稿しました。 記憶の継承   “ 2011年3月11日 金曜日    14時46分 寒い雪混じりの曇り空に覆われた大地に衝撃が走る 自然の槌は無垢で善良な人々の上に打ち下ろされた どうして 無慈悲な真っ黒い海が地上を襲う 逃げ惑う人々 文明の利器は 逃げ惑う人たちをまるで早送りの映画のように映し出した 恐怖 涙 叫びたいほどの苛立ちに凍りついた傍観者 愛するふるさとが瓦礫に覆われてその中に下に冷たい人の身体が閉じ込められている そんな日を何回も何回も目の当たりにして この世に地獄はあるのだということを知った日々 " 今年2022年、 11年の日々が経ち、 被災された方たちは穏やかな日常を取り戻すことができたのでしょうか。 まだ避難の地に居られる方も、 そして大切な人、生活を喪った方々の記憶の中にまだ続いているものは。 私はそれを考える事を忘れていないか? 記憶の継承のための小説。 スターを900も頂きまして、 本当にありがとうございました。 2021年に 続編 『眺めのない部屋‥‥‥‥再び』 を書きました。 ちょうど大きな地震がまた東北で起きた時に 書いた続編です。 簡単な解釈であの光景を、その跡を辿れることではないのだと。 心からそう思いました。 宜しかったらお読み頂ければ幸いです。
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