倉橋

 こんにちは。『運命の人』を正式に大きなコンテストに応募されるということですね。おめでとうございます。  現在、改稿中とお聞きしました。どうしようかと思いましたが、入選して頂きたい思いは、読者として一番強く思っています。  拝読していたときに気のついたことをお知らせします。  主人公は社長令嬢ですので、同じジャンルの作品では管理職など一定遠慮した態度をとるパターンが多いかと思い、また自然かと思います。いや、私の会社ではという場合もありますが、一般の読者としてのイメージです。  ただこの作品の場合、幹部の動向を無視できないはずの管理職が、社長令嬢に対して馴れ馴れしいのか、無礼でぞんざいな態度を取っており、そこが最後まで気になっていました。  管理職が全員、社長令嬢ということで遠慮している中で、ただひとり部下に対する態度を貫いているからこそ、「運命の人」のキャラクターが鮮明になるのではと思っています。  この作品に登場する「運命の人」の友人のように余り上品とはいえない方言丸出しでベラベラヒロインと喋る、全く共感を呼べないキャラクターについては特にそう感じました。  建前はともかく、身内を特別扱いするなと言う社長は余りいないかと思います。一定配慮せよというのが暗黙の了解ですし、それに応じるのが一般の管理職かと思います。「よくも雨の中、むすめに仕事させたな。降格だ」というのが普通の感覚で、管理職はそれを恐れているのが自然ではないかと思います。どうしても特別扱いをさせない社長というのなら、「この公平なやり方で成功した。社長の態度に部下も共感して、やる気に繋がった」という納得のいく丁寧な書き込みが欲しいところかと思います。  この作品は愛読していたので、是非とも僕は入選して頂きたいと思います。ほんの僅かの書き込みで納得いく展開になるかと思います。  改稿した作品をじっくり拝読させて頂きます。  乱筆失礼しました。
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倉橋さん、いつもお読み頂きありがとうございます^_^ 以前から倉橋さんにはたくさんペコメをいただいているのに、今回の改稿でページがずれてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。 ご指摘、なるほどと思いました。 確かに、社長令嬢への対応というか態度というか、倉橋さんの仰る通りが一般的なのかなと思います。 ただ、実は私も管理職の経験があります。この作品のように小さなアットホームな会社で、社長令嬢ではありませんが笑、いわゆる幹部に目をかけていただいていた立場だったこともあります。当時の経験を、この作品には随所に落とし込んでいます。 その上での設定だということもご理解いただけたら
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 一読者の意見です。(笑)恐らくご経験からだろうとは思っていました。自分は事務職ですが、現場は朋藤さんのおっしゃるような雰囲気ですから……そういう方針ときちんと書いてあるのは拝読して知っています。正直、読むのが辛い作品が多いので、朋藤さんの成功を願ってやみません。凡百の独りよがりではないプロのレベルの作品を突きつけてください。応援しています。
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