「兄弟」 朝、鏡をのぞくと金髪美少女が映っていた。 「あなたの弟を、家の外に出してください」 俺はとりあえず歯を磨き、電気シェーバーで髭を剃り、ネクタイを締めて家を出た。 ラインに「いってきます」と入力すると、既読がすぐについた。 弟はもう起きているらしい。 「世界の危機なんです。あなたの弟を外に出してください」 こうしてしばらく、この謎の美少女に付きまとわれることになる。 そして、俺は決断をすることになるのだった。

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